薄毛と食事の関係
若ハゲ・薄毛の対策として食事を見直すことは、とても重要です。若ハゲ・薄毛は食事が欧米化したことで肉中心であることも原因と言われています。肉類中心の食事は若ハゲ・薄毛と深い関係があります。肉や脂質をとりすぎると、血中のコレステロール値が上がり、血がドロドロになって、頭皮の血行が悪くなります。
その結果、頭皮に栄養分がいきにくくなり、脱毛が起こり、若ハゲ・薄毛の原因になるのです。頭皮を夜に洗っても肉類を中心とした食事では、脂漏性体質になってしまうため、朝にはベタベタとして、若ハゲ・薄毛の要因となります。皮脂腺の異常分泌と酸化しやすい脂、そして細菌の異常繁殖によって起こる現象です。
薄毛を悪化させる要因は、過酸化脂質によって毛穴もつまり、毛根を弱らせてしまうことにもあります。毛根が弱くなれば抜け毛になるためです。若ハゲ・薄毛の対策は肉や脂質などを減らすことが第一歩になります。
薄毛を改善する栄養素
若ハゲ・薄毛を改善するためには、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、亜鉛、DHAが有効です。これらの栄養素をバランス良く取り入れられれば、力強い髪になります。
・たんぱく質・・・髪の毛は、ケラチンというたんぱく質の一種で組成されています。若ハゲ対策には、良質のたんぱく質をとらなければいけません。欠乏すると髪の毛が細くなります。
・ビタミンE・・・過酸化脂質を分解することで、血液中に粘度のある物質が流れ出すのを防ぎ、血行を良くします。
・ビタミンC・・・身体の健康には欠くことのできない栄養素です。
※ ビタミンCは3時間で体外に排出されるので、三度の食事などで少しずつ摂取しましょう。
・ビタミンA・B1・B2・B6・パントテン酸・ナイアシン・パラアミノ安息香酸・ビオチン・・・これらのビタミンも髪の健康に必要なものです。
薄毛に有効な食品一覧
・ビタミンE(アーモンド、うなぎ、かぼちゃ、ひまわり、油)
・ビタミンC(アセロラ、イチゴ、みかん、キウイ)
・ビタミンA(緑黄色野菜、卵、鶏レバー、豚レバー、うなぎ、モロヘイヤ、バター、チーズ)
・ビタミンB1(米ぬか、麦芽、豆類)
・ビタミンB2(豚レバー、牛レバー、うなぎ、牛乳、卵、納豆、鶏、さば、納豆、春菊)
・ビタミンB6(かつお、マグロ、バナナ、青魚、レバー)
・たんぱく質(海苔、チーズ、脱脂粉乳、鶏、レバー、まぐろ赤身、大豆)
・DHA(うなぎ、本マグロのトロ、ぶり、青魚)
・イノシトール(オレンジ、スイカ、メロン、グレープ、フルーツ)
・カルシウム(ヨーグルト、スキムミルク、牛乳、乳製品、小魚)
・マグネシウム(アーモンド、ナッツ、大豆)
・イオウ(魚肉卵牛乳)
・パントテン酸(レバー、納豆、さけ、いわし)
・ナイアシン(青魚、レバー)
・ビオチン(鶏レバー、いわし、きな粉、落花生)
・鉄(胚芽、レバー、魚、卵)
・セレン(にんにく、たまねぎ、小麦、胚芽、レバー、肉類、乳製品、穀物)
・ケイ素(ほうれん草、豆類、レバー、あわ、玄米、にんじん)
・ヨウ素(海藻類、魚介類、白米、鶏肉、寒天)
・亜鉛(かき、うなぎ、豚レバー、するめ、豚もも、米、ごま)